キャンプやハイキング、登山など、アウトドアには時刻がわかる腕時計が必須のアイテムです。
しかし、ハイエンドモデルは機能が多くて使いこなせない、腕時計にお金をかけるならアウトドアアイテムに回したいと思ってしまいますよね!
そんな方に紹介したいのが、XiaomiのMi スマートバンド6です。
アクティブトラッカー、メールやアプリの通知確認、ワークアウト管理、心拍数の測定などが特徴的でランニングやウォーキングの記録や健康度合い・睡眠時の様子をチェックをするのに便利です。
そんなXiaomiのMi スマートバンド 6をアウトドア初心者の筆者が実際に活用することができるのかについて、初心者視点で紹介していきます。
この記事を読んでアウトドアウォッチ探しの参考になれば嬉しいです。
- 見やすい全面有機ELディスプレイ
- 血中酸素濃度(SpO2)測定に対応
- 最大14日間持ちのバッテリー
- ストラップが止めにくい
- GPSセンサーがない
- 音声アシストに対応していない
Xiaomi(シャオミ)について

Xiaomi(シャオミ)は、スマートフォンを中心にIoTデバイスや生活家電など幅広い製品を展開する中国の企業です。
高品質でありながら手頃な価格の製品が特徴的で世界のユーザーから人気が高いメーカーです。
今回紹介するスマートウォッチ「Mi スマートバンド 6」は、通販サイトでの評価が高く人気スマートバンドシリーズの一つでAndroid/iOS端末とBluetoothで接続する対応のスマートウォッチです。
Mi スマートバンド 6を使ってみる!
結論:マップなしならアウトドアでも活用できる
本機を使ってのアウトドア利用はマップ機能を求めなければ十分に活用できるウェアラブルデバイスと言えます。
具体的には、ハイキングやウォーキング、キャンプ時に、時計、天気、ワークアウト、睡眠、心拍数、血中酸素濃度などの機能がかなり役立ちます。
特に、睡眠、心拍数、血中酸素濃度など健康管理はどのアウトドアでも健康管理をする上では重要な項目です。
私はハイキングの時にこれらの機能を使って歩くペースや休憩のタイミングを測っていますが、4,000円以下でこれだけの機能が使えるのなら多機能なハイエンドモデルをあえて選択する必要がないと思いました。

アウトドアでも活躍してくれました!
ワークアウトの活用の仕方


アウトドアでも活躍してくれることがわかったところで実際にワークアウト機能の活用場面について紹介していきたいと思います。主な活用場面はウォーキングをはじめ、ハイキング、登山などで、時間と距離の計測です。
歩くペースや休憩のタイミングなどのほか、目的地(登頂)までの距離把握に最適でアプリを使えば、現在置を地図で示してくれます。
そのアプリの使い方は、メイン画面からアプリを開いてワークを選びタップするだけです。
タップ後は活動量がアプリのアクティビティに自動反映され保存される仕組みなので健康管理にも役立ちます。



ちなみに本体からは「ワーク」のアイコンを選べば計測が始まりますよ!
このようにワークアウトは地図表示もできるので、アウトドアウォッチとして十分役に立ってくれるウェアラブルデバイスです。
心拍数・血中酸素濃度の活用の仕方


次に心拍数・血中酸素濃度の二つの機能をアウトドアでどう活用できるかについて実際に使ってみました。
心拍数とは
1分間に心臓が拍動する回数のことで、脈拍数とも呼ばれています。
血中酸素濃度(SpO2)とは
血液中の酸素量から肺の機能が低下するなど減自覚症状ではわからない健康状況を数値化してくれる機能です。
ハイキングや登山などのシーンで活用されることが多く、登頂中の酸欠や高山病などを事前に防ぐために欠かせない機能。
まず心拍数はその日の体調を把握するのに欠かせない機能です。運動後の有酸素運動などトレーニングの目安にすることができます。その為、心拍数はワークアウト機能と合わせて使うことが多く、良く利用されるシーンとしてはワークアウトと同じく、ウォーキング、ハイキング、登山などです。
筆者は日常でもこの機能を良く利用します。特に、ランニング後や温度差のある場所などで動機や息切れをした時に体調管理の目安として役立っています。




また、月一でハイキングをするのですが、ついついペースが速くなって息がきれたり、標高を気にせず登ったりしていると頭がクラクラしたりします。そんな時は血中酸素濃度(SpO2)機能を使って体調の判断材料として使っています。
以上の事から心拍数・血中酸素濃度の二つの機能はアウトドアで役立つ機能であり、機能を搭載した でも十分に活躍できることがわかりました。



ウェアラブルデバイスでもできるのは嬉しいですね!
メールやアプリ通知は活用できる?


結論から言うと求め方よって活用できないといえます。なぜなら、 はメールやアプリ通知機能はありますが、メッセージの返信ができません。
通知だけなら登山やキャンプの途中であってもスマホを出さずに確認する事が可能で役立ってくれます。
しかし、移動中や作業中でも簡単なメッセージのやり取りをしたい方にとっては不便と感じます。この点が他の機能に比べ活用できない点といえます。
人気のスマートウォッチと比較してみる
アウトドアでも活躍できることがわかったMi スマートバンド 6ですが、アウトドアに特化したスマートウォッチとどれほど性能に違いがあるのか各メーカーの中でも入門モデルを元に比較してみました。
![]() ![]() Xiaomi Mi スマートバンド 6 | ![]() ![]() ガーミン Instinct 2S | ![]() ![]() スント REFURBISHED SUUNTOCORE | ![]() ![]() カシオ PRJ-B001-1JF | ![]() ![]() Apple Apple WatchSE2 (GPSモデル) | |
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液晶画面 | 1.56インチ有機EL | モノクロ半透過 メモリインピクセル(MIP) | クロノグラフ | 文字板(針)表示 | LTPO OLED Retinaディスプレイ |
稼働時間 | 最長1日間 | 約21日間 バッテリーGPS モード: 約54時間 | スマートウォッチモード:12 ヶ月 | タイムモードパワーセーブ:約18ヵ月 | フル充電:約7ヵ月通常使用時で最大18時間 |
ソーラー充電 | 非対応 | 対応モデル | 非対応 | 対応モデル | 非対応 |
本体サイズ/重量 | 47.4×18.6×12.7 mm /12.8 g | 40x40x13.3mm/ 42g | 64g | 49.1×49.1 x 14.5mm/50.3×46×13.6mm/ 44g | 40mm:4.0×3.4 x 1.07 cm/26.4g | 44mm:4.4×3.8 x 1.07 cm/32.9g
GPS機能/コンパス | 非対応 | 対応/対応 | 未対応/対応 | 対応/未対応 | 対応/対応 |
気圧高度計 | 非対応 | 精度:5/分解能:1 | ー/分解能:1 | 未対応 | 対応(アプリ) |
フィットネス/スポーツモード | 対応 | 未対応 | 未対応 | 未対応 | 対応 |
健康管理機能 | 対応 | 対応 | 未対応 | 未対応 | 対応 |
Bluetooth接続 | 対応 | 対応 | 未対応 | 対応(モバイルリンク機能) | 対応 |
スマホ検索 | 未対応 | 対応 | 未対応 | 未対応 | 対応 |
価格 | 5,990円 | 46,200円 | 14,870円 | 25,300円 | 34,800円から |
購入する | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する |
まず、アウトドア、ライフスタイルなどを求めるなら、ほぼ全ての機能を備えているApple Watch SE(第 2 世代)であり、軽量さならMi スマートバンド6が良い。
シンプルにアウトドア機能だけ求めるなら「ガーミンInstinct 2」が良いことが比較して人気のモデルを比較して分かったことになります。
ここで比較したモデルはほんの一部です。これ以外にもスマートウォッチは多数ありますので様々な視点で比較して貴方にあったスマートウォッチを選んでみて下さいね!
まとめ
Mi スマートバンド6について


時刻表示はもちろんのこと、スマホやSNSなどの通知機能、睡眠時間、血中酸素濃度(SpO2)、心拍数などのヘルスケア、歩数、消費カロリー、30種のスポーツなどのワークアウト機能を計測・記録をしてくれるのが特徴的です。
- 心拍数モニタリング
- 睡眠モニタリング
- 呼吸トレーニング
- ストレスモニタリング
- PAI 活力指数評価
- 生理周期の把握
- 運動時の消費カロリーチェック
- スマホの着信通知・メッセージ確認
- 天気の確認
- スケジュールの確認
- アラーム・ストップウォッチ・タイマー
- ポモドーロタイマー
- 音楽再生
- カメラシャッターを切る
- スマホ検索
ストレスレベルや安静時心拍数など計測に特化している点やメールやアプリ通知機能のみな点がスマートウォッチとの大きな違い。
バンドはスタイル合わせて6色選べ、ブラックについては抗菌作用が施されている通販サイトで評価が高い人気のスマートバンドシリーズです。



Android/iOS端末とはBluetooth接続になります。
Mi スマートバンド 6の基本性能
Mi スマートバンド 6の製品仕様は下記の通りです。
ブランド | Mi スマートバンド 6 |
対応OS | Android 6.0 または iOS 10.0 以降 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth 5.0 |
解像度 | 326ppi |
ディスプレイ | 1.56インチ有機EL |
充電方式 | 磁気充電方式(USB-A端子) |
防水機能 | 5 ATM |
動作温度目安 | 0 ℃~45 ℃ |
バッテリー容量 | 125 mAh |
バッテリータイプ | リチウムイオン |
充電時間 | 2時間以下 |
対応言語 | 英語、日本語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ロシア語、繁体字中国語 |
その他仕様 | |
ストラップ素材 | 熱可塑性ポリウレタン |
ストラップバックル | 素材アルミ合金 |
ディスプレイカバー素材 | 指紋防止コーティング強化ガラス |
ケース素材 | PC プラスチック |
フルスクリーン表示種類 | 60種類以上 |
バンドカラー | 6種類(ブラック・ブルー・オレンジ・イエロー・オリーブ・アイボリー) |
Mi スマートバンド 6のデザイン・外観
Mi スマートバンド 6のデザイン
パッケージはシンプルでブラックで統一感のあるデザイン。Mi スマートバンド 6のロゴ部分がおしゃれなラメ加工、裏は英語で使用などが印字されています。




パッケージの中身は本体、充電ケーブル、マニュアルの3点。マニュアル(取扱説明書)は分厚く中身の大半の重量を占めています。


ちなみに、グローバル版のマニュアルは日本語の記載はありません。


- バンド本体 × 1
- バンドストラップ × 1(ブラック)
- 専用充電ケーブル × 1
- 取扱説明書(1 冊)
充電ケーブルは独自規格の充電ケーブルとなっており、アダプタ側はUSB-Aの端子を採用しています。
Mi スマートバンド 6の外観




外観は縁どりされた丸みのある親しみやすいクラシックなデザインです。


表示画面は、縦長1.56インチフルスクリーンのタッチ画面方式を搭載。小さくともテキストメッセージ、通話、通知が画面一杯に表示される見やすい仕様です。


裏面には磁気(充電インターフェース)と下部に中央に心拍センサーが配置。センサーは胴体検知を行ってるので外すと点滅し続ける仕組みです。




バンドを本体に装着した感じはこんな感じです。取り付けのコツは、本体の一端をくぼみに引っ掛け親指で端の方を力を込めて押してつけてください。



バンドが外れないように密着性を考えられた形状は安心できるポイントです。




今回紹介するブラックバンドは抗菌加工がされています。素材はシリコン製で柔らかく耐久性があります。
重さは単体の重さが13g、バンドと合わせた重さが24gと軽く、一日中(長時間)装着していても気にならない重さです。
Mi スマートバンド 6の設定方法
Mi スマートバンド 6を使うにはセットアップが必要になります。一度ペアリングをすればあとは簡単で色々なことができるようになりますので簡単に説明していきます。
取説内の「QRコード」または「APPかGoogle Play」からダウンロードします。
アプリを開き「アプリのアカウト」にログイン(登録)を行います。
利用するデバイスを選択してアプリと同期させ登録を行います。
この時、同期するには「スマホ側がBluetooth がオンの状態」になっていることが必要です。
スマートバンドが振動し、画面に紐づけの案内が表示されたら同期が完了です。
その後、アプリなど細かな機能設定を行います。
Mi Smart Bandとスマホを同期、アプリを利用するにはIDの作成(登録)が必要です。旧機から利用している方はそのまま利用可能です。新規の方は登録してからアプリのログインとなりますので留意が必要です。
まとめ
Mi スマートバンド 6を実際にアウトドアでも活用できるか検証してきました。
まとめると、アウトドアウォッチのGPS機能での地図表記、スマートウォッチのメッセージの返信ない点がある。
とはいえわワークアウトや健康管理機能に関してはアウトドアウォッチやスマートウォッチと大差なく計測が可能。
と言った感じで、多くを戻る方には物足りないデバイスですが、アウトドア初心者であれば十分活躍してくれるので購入の候補に入れてみてはいかがでしょうか。